教育訓練給付金でUdemyは使える?

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教育訓練給付金でUdemyは使える?
対象講座と代替の活用法をわかりやすく解説

「Udemyの講座を教育訓練給付金で受講できないの?」──リスキリングを考えている方なら、一度は気になったことがあるのではないでしょうか。

結論から言うと、Udemy(個人向け)は教育訓練給付金の対象外です。ただし、給付金を使ってスクールで基礎を固めてからUdemyで深掘りするなど、賢い使い分けはできます。

この記事では、教育訓練給付金の仕組みからUdemyが対象外である理由、そして給付金に頼らずにお得に学ぶ方法まで、まとめて解説します。

📌 この記事でわかること

  • 教育訓練給付金の3種類と給付率の違い
  • UdemyやUdemy Businessが対象外である理由
  • 給付金対象スクールとUdemyの賢い使い分け方
  • リスキリング支援事業など、個人が使える他の補助制度
  • 給付金なしでもUdemyをお得に使う方法

教育訓練給付金とは?3種類の制度を整理

教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定した教育訓練講座を修了した場合に、受講費用の一部がハローワークから支給される制度です。雇用保険の加入者(または離職後1年以内の方)が対象で、3種類の区分があります。

種類 給付率 上限額 対象講座の例
一般教育訓練 受講費用の20% 10万円 簿記、TOEIC、ITパスポートなど
特定一般教育訓練 受講費用の40%
(資格取得+就職で50%)
20万円
(資格取得+就職で25万円)
介護職員初任者研修、大型免許、税理士など
専門実践教育訓練 受講費用の50%
(資格取得+就職で70%)
(さらに賃金5%上昇で80%)
年間40万円
(資格取得+就職で年間56万円)
(賃金上昇で年間64万円)
プログラミングスクール、看護師養成、MBA等

特に注目すべきは専門実践教育訓練です。2024年10月の制度拡充により、資格取得・就職に加えて賃金が5%以上上昇した場合に最大80%(年間上限64万円)まで給付されるようになりました。IT・プログラミング系のスクールはこの区分に該当するものが多く、リスキリングを考えている方には大きな支援になります。

なお、給付金を受けるには雇用保険の被保険者期間が一定以上(初回は1年以上、2回目以降は3年以上)必要です。離職中の方は離職後1年以内に受講を開始する必要があります。

なぜUdemyは教育訓練給付金の対象外なのか

教育訓練給付金の対象講座になるためには、厚生労働大臣による「指定教育訓練施設」としての認定を受ける必要があります。この認定を受けるには、施設の体制・カリキュラムの質・修了認定の基準など、厳格な要件を満たさなければなりません。

Udemyが対象外となる主な理由は以下のとおりです。

  • 指定教育訓練施設ではない:Udemyはマーケットプレイス型のプラットフォームであり、個々の講師が講座を作成・公開する仕組みです。厚労省の指定施設として認定される体制とは異なります
  • 修了認定の統一基準がない:給付金対象講座には出席率や修了試験の合格などの客観的な修了要件が求められますが、Udemyの講座にはそうした統一基準がありません
  • カリキュラムの継続的な品質管理:指定施設には講座内容の定期的な見直しや報告義務がありますが、Udemyの講座は講師個人が管理しています

また、法人向けのUdemy Business(現:Udemy Team Plan)についても、2025年4月以降、厚生労働省の人材開発支援助成金の対象から外れています。したがって、現時点ではUdemy関連サービスを給付金・助成金の対象として利用することはできません

代替の活用法:給付金とUdemyの賢い使い分け

Udemyが給付金の対象外だからといって、学習の選択肢がなくなるわけではありません。むしろ、給付金対象スクールとUdemyを組み合わせることで、最もコスパの高い学習が実現できます。

活用法①:給付金対象スクールで基礎 → Udemyで深掘り

専門実践教育訓練の対象になっているプログラミングスクールで基礎を体系的に学び、修了後にUdemyの講座で実践的なスキルを深掘りする方法です。

給付金対象の代表的なスクール例:

  • テックアカデミー:Webアプリケーション、データサイエンス等のコースが対象
  • DMM WEBCAMP:エンジニア転職コースが専門実践教育訓練の対象
  • インターネット・アカデミー:Webデザイン・プログラミング系コースが対象
  • キカガク:AI・機械学習の長期コースが対象

たとえば、DMM WEBCAMPでプログラミングの基礎を学び(給付金で最大56万円補助)、修了後にUdemyでReactやAWS、Docker等の実践講座を1,200〜1,800円で受講する、という流れです。基礎をスクールで固めているので、Udemyの講座をより深く理解できるメリットもあります。

活用法②:経産省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を活用

経済産業省が実施する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は、教育訓練給付金とは別の個人向け支援制度です。在職中の方が対象で、キャリア相談・リスキリング講座受講・転職支援が一体となったプログラムです。

項目 内容
補助率 講座受講料の最大70%(上限56万円)
内訳 受講完了時50% + 転職・継続就業時20%
対象者 企業と雇用契約があり、転職を目指す方
特徴 年齢・雇用形態の制限なし
実施期間 2022〜2026年度(期間限定)

この事業は教育訓練給付金とは対象講座が異なり、民間のキャリアスクールやオンライン講座が対象になっているケースもあります。対象講座は公式サイト(リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業)で検索できます。

活用法③:Udemyは給付金なしでも十分安い

そもそもUdemyは、給付金を使わなくても非常にコストパフォーマンスが高い学習プラットフォームです。

  • セール時は1,200〜1,800円:月に数回行われるセールでは、数万円の講座が大幅割引になります
  • 講師クーポンでさらに安く:講師が独自に発行するクーポンを使えば、セール価格より安くなることもあります
  • 30日間返金保証:合わなかった場合は返金できるので、リスクなく試せます
  • 買い切り型で期限なし:一度購入すれば、何度でも繰り返し視聴できます

たとえば、給付金対象のプログラミングスクールに50万円払って20〜80%の給付を受ける場合、自己負担は10〜40万円です。一方、Udemyならセール時に10講座買っても1.5万円程度。学習目的によっては、Udemyだけで十分なケースも多いのです。

Udemyと給付金対象スクールの使い分け

「結局どっちを選べばいいの?」という方のために、目的別の使い分けを整理しました。

比較項目 給付金対象スクール Udemy
費用 30〜80万円(給付金で実質10〜40万円) 1講座1,200〜1,800円(セール時)
学習スタイル カリキュラムに沿って体系的に学ぶ 必要なスキルだけピンポイントで学ぶ
サポート メンター・質問対応・転職支援あり Q&Aで講師に質問可能
期間 3〜12ヶ月(決められたスケジュール) 自分のペースで無期限
向いている人 未経験から転職を目指す方 スキルの追加・深掘りをしたい方
修了証の価値 資格取得・転職活動で評価される 参考程度(資格としての効力はない)

おすすめの組み合わせは、「未経験→スクールで基礎固め→Udemyで実践スキルを拡充」です。逆に、すでに実務経験がある方が新しい技術をキャッチアップしたい場合は、Udemyだけで十分対応できることが多いです。

よくある質問(FAQ)

Q. Udemy Businessは教育訓練給付金の対象ですか?

いいえ、Udemy Business(現:Udemy Team Plan)も教育訓練給付金の対象ではありません。以前は厚生労働省の人材開発支援助成金の対象となっていた時期もありましたが、2025年4月以降は対象外となっています。

Q. 会社の研修費としてUdemyを使うことはできますか?

はい、できます。教育訓練給付金は個人がハローワークに申請する制度ですが、会社の福利厚生や研修費としてUdemyの受講料を負担してもらうことは別の話です。会社の研修制度として利用できるかどうかは、お勤め先の人事・総務部門に確認してみてください。Udemy Team Plan(法人プラン)を導入している企業も増えています。

Q. 教育訓練給付金の対象講座はどこで調べられますか?

厚生労働省が提供する「教育訓練給付制度 検索システム」で調べることができます。講座名、分野、地域、受講方法(通学/オンライン)などの条件で検索可能です。2026年4月時点で、オンライン対応の講座も数百講座が指定されています。最新の対象講座は必ず検索システムで確認してください。

Q. 他に個人が使えるリスキリング支援制度はありますか?

はい、主に以下の制度があります。

  • リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(経産省):講座費用の最大70%(上限56万円)を補助。2026年度まで実施予定
  • 求職者支援制度:雇用保険に加入していない方向けに、無料の職業訓練+月10万円の給付金
  • 教育訓練休暇給付金(2025年10月〜):リスキリングのために30日以上の無給休暇を取得した場合に、賃金の5〜8割を最大150日分支給

いずれの制度も要件や対象期間が異なるため、最新情報はハローワークや各制度の公式サイトで確認することをおすすめします。

まとめ

  • Udemy(個人向け・Udemy Business含む)は教育訓練給付金の対象外。指定教育訓練施設ではないことが理由
  • 教育訓練給付金は3種類あり、専門実践教育訓練なら最大80%(年間上限64万円)が支給される
  • 給付金対象スクールで基礎固め → Udemyで実践的なスキルを深掘りする組み合わせが最もコスパが高い
  • 経産省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」など、教育訓練給付金以外の支援制度も活用できる
  • Udemyはセール時1,200円〜、講師クーポンでさらに安くなるため、給付金なしでも十分にお得

給付金制度をうまく活用しつつ、Udemyの手軽さとコスパの良さも組み合わせて、自分に合ったリスキリングの学習プランを組み立ててみてください。

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